
テンリングスっていったい何だろう…思ったよりすごくきれいな映画だった!
評価「★★★★★」
<解説> 「アベンジャーズ」シリーズを中心にマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を展開するマーベル・スタジオが、最強の力を持ちながらもそれを封印してきた心優しきヒーロー、シャン・チーを主人公に描くアクション大作。犯罪組織を率いる父に幼いころから厳しく鍛えられ、最強の存在に仕立て上げられたシャン・チー。しかし心根の優しい彼は自ら戦うことを禁じ、父の後継者となる運命から逃げ出した。過去と決別し、サンフランシスコで平凡なホテルマンとして暮らしていたシャン・チーだったが、伝説の腕輪を操って世界を脅かそうとする父の陰謀に巻き込まれたことから、封印していた力を解き放ち、戦いに身を投じる。 「アイアンマン」シリーズなど、これまでのMCU作品で名前が登場していた犯罪組織「テン・リングス」の謎が明らかにされる。主人公のシャン・チー役には中国系カナダ俳優のシム・リウが抜てきされ、トニー・レオン、オークワフィナ、ミシェル・ヨーら実力派俳優が共演。「黒い司法 0%からの奇跡」のデスティン・ダニエル・クレットン監督がメガホンをとった。 2021年製作/132分/G/アメリカ 原題:Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings 配給:ディズニー (https://eiga.com/movie/93862/)
元々カンフー映画がすごく好きだったのでめっちゃ楽しみにしてた映画でした!
マーベルヒーローが活躍するMCUの世界観では
すでに様々な武器や能力を使う超人たち、そして宇宙からきた地球外生物などもいたので
生身で戦うヒーローのアクションをどうえがくかすごく気になってました。
そして結果は、想像を超えるほどきれいなアクションとなり
そこにテンリングスという未知なるアイテムが加わるとまさに「無敵じゃない?」と
思うほど力強いアクションが演出されました。
一言で感想を言うと、「どんなジャンルの映画もかっこよくヒーロー物にするマーベルスタジオはすごい!」になります。
ではここからはこの映画の良かったところ、残念だったところ
<Very Good> ・派手なヒーローアクションXカンフーの組み合わせが最高 ・既存のマーベルファンたちも満足できるゲスト出演 ・ファンタジー要素も素晴らしい ・家族関係をすごく立体的に表現 ・ヴィランのウェンウーのカリスマ <Not Enough> ・マカオ(中国)とカルフォルニア(アメリカ)の美しさをもっと出して欲しかった ・テンリングスという組織のことを深く語るほど時間がない ・大事な設定の説明があまりにも少ない ・「デス・ディーラー」の弱いキャラクター性 ・「アボミネーション」のキャラクターが変わって混乱した
結論:シャン・チーの今後の成長がすごく楽しみ!