D23で発表されたマーベル情報まとめ

D23 Expoのマーベル・スタジオでの発表があつい!新作情報がいっぱい!噂になっていたあれも正式に!

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MCUハロウィンドラマ「ワーウルフ・バイ・ナイト」正式発表 ─ 10月7日配信決定、予告編が米公開

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のハロウィン・ドラマ「ワーウルフ・バイ・ナイト(原題:Marvel Studios’ Special Presentation: Werewolf By Night)」が正式に発表され、2022年10月7日(金)にディズニープラスで配信開始されることがわかった。

本作はディズニープラスのオリジナル作品として企画されてきたもので、満月の夜になると狼男に変身する“ワーウルフ・バイ・ナイト”を初めて実写化する一作。監督はMCU版『スパイダーマン』シリーズや『ドクター・ストレンジ』(2016)『ソー:ラブ&サンダー』(2022)の音楽を担当してきた作曲家マイケル・ジアッチーノが務める。

出演者は『オールド』(2021)『バベル』(2006)のガエル・ガルシア・ベルナル、「ザ・ネバーズ」(2021)『疑惑のチャンピオン』(2015)のローラ・ドネリーほか。予告編を見るかぎり、MCU作品らしからぬ、というよりもディズニー作品らしからぬ真正面からのクラシック・ホラーテイスト。作品の大部分は謎に包まれているが、いったい何を見せてくれるのか…?

ドラマ「ワーウルフ・バイ・ナイト(原題:Marvel Studios’ Special Presentation: Werewolf By Night)」は2022年10月7日(金)にディズニープラスにて独占配信。

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MCUドラマ「シークレット・インベージョン」予告編が米公開 ─ ニック・フューリー、スクラル人の地球侵略に対峙

「シークレット・インベージョン」はコミックに基づき、スクラル人が以前から地球に潜伏し、ひそかに侵略を進めていたという設定のスリラー作品。地球に戻ってきたニック・フューリー(演:サミュエル・L・ジャクソン)が、スクラル人のタロス(演:ベン・メンデルソーン)とともに、人間たちの中に潜んでいるスクラル人の派閥に対処することになる。

予告編では、地球に戻ってきたフューリーに、マリア・ヒルが「あなたはずっと地球を避けていた。何度も助けを求めて電話をしたのに、いつも留守電に繋がってばかり」とぼやく。フューリーは「今回は違う」と言い、ジェームズ・“ローディ”・ローズ(演:ドン・チードル)に面会。フューリーが「君は自分の警護のことをどれくらい知ってる?」と尋ねると、ローディは「“どれくらい知ってる”とはどういう意味だ?」と答えた。

続いて映し出されるのは、久々の登場となるエヴェレット・ロス(演:マーティン・フリーマン)や、カルメン・イジョゴ演じる謎の女性がピストルを手にする様子、人間姿のタロスが「フューリー、本当に気をつけないとな」と口にする場面。タロスがキングズリー・ベン=アディル演じる男につかみかかると、周囲の男たちはみな同じ顔をしていて……。オリヴィア・コールマン演じる女性は、フューリーに「あなたはこの戦いに臨める状態じゃない」と告げる。そのほか、エミリア・クラーク演じる女性も姿を見せる。ポイントは、おなじみの顔ぶれ以外、その役どころが一切わからないことだろう。

映像の最後に、フューリーは「これは俺ひとりの戦いだ。彼らと、彼らが望むものの間にいるのは俺しかいない」と語る。『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)を彷彿とさせる、あるいはそれ以上にシリアス&ハードな作風が期待できる本格スリラーだ。

脚本・製作総指揮は「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」(2015-2019)のカイル・ブラッドストリート。監督は『すべてが変わった日』(2020)のトーマス・ベズーチャ、「倒壊する巨塔 アルカイダと「9.11」への道」(2018)などで知られるアリ・セリムが務める。

出演者はサミュエル・L・ジャクソン&ベン・メンデルソーンのほか、マリア・ヒル役のコビー・スマルダーズ、エヴェレット・ロス役のマーティン・フリーマン、ウォーマシン/ジェームズ・“ローディ”・ローズ役のドン・チードル。「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)のエミリア・クラーク、『ファーザー』(2020)のオリヴィア・コールマン、『あの夜、マイアミで』(2020)のキングズリー・ベン=アディルらが新たに参加する。

ドラマ「シークレット・インベージョン(原題)」は2023年、ディズニープラスにて配信開始。

MCU版『ファンタスティック・フォー』新監督が正式決定

ファンタスティック・フォー

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)版『ファンタスティック・フォー(原題)』の新たな監督が正式に決定した。2022年9月10日(米国時間)、ディズニーの大型イベント「D23 Expo 2022」にて発表された。

このたび監督として正式に告知されたのは、「ワンダヴィジョン」(2021)の監督・製作総指揮を務めたマット・シャックマン。企画発表当初はMCU版『スパイダーマン』シリーズのジョン・ワッツが就任していたが、2022年4月に降板したことを受け、後任者として白羽の矢が立った。「ワンダヴィジョン」がエミー賞のリミテッドシリーズ部門で作品賞候補となったほか、シャックマン自身も監督賞候補となるなど、その実力でスタジオの信頼を得たものとみられる。

MCU版『ファンタスティック・フォー』の監督として、マーベル・スタジオがシャックマンとの交渉に入っていることは2022年8月下旬の時点で報じられていた。当時は交渉の初期段階だとされていたが、シャックマンは就任していた『スター・トレック』新作映画をスケジュールの都合で降板するなど、すでに『ファンタスティック・フォー』就任に向けて動いていたようだ。

なお、シャックマンは「ゲーム・オブ・スローンズ」「ザ・ボーイズ」「メディア王 〜華麗なる一族〜」「FARGO/ファーゴ」などの人気作でエピソード監督を担ってきたほか、現在はハリウッド版『ゴジラ』シリーズなどからなる「モンスター・ヴァース」の新作ドラマ(タイトル未定)で監督・製作総指揮を務めている。大作スーパーヒーロー映画でもその才気が存分に発揮されることを祈るばかりだ。

MCU版『ファンタスティック・フォー』は「フェイズ6」の開幕作で、続く『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ』『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ』(ともに原題)にも繋がる重要な一本となる見込み。ディズニーによる20世紀フォックス買収後、マーベル・スタジオが初めて手がける「ファンタスティック・フォー」の実写化作品で、スタッフには「ムーンナイト」(2022)に携わったグラント・カーティス&ニック・ピピンが参加している。

マーベル・シネマティック・ユニバース版『ファンタスティック・フォー(原題)』は2024年11月8日に米国公開予定。

MCUヴィラン映画『サンダーボルツ』出演者が一挙発表 ─ フローレンス・ピュー、セバスチャン・スタンら豪華キャスト競演へ

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マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)初のヴィラン・ムービー『サンダーボルツ(原題:Thunderbolts)』の主要キャラクターが、ディズニーの大型イベント「D23 Expo 2022」にて一挙発表された。

本作は政府の招集を受けて任務に挑むヴィラン・チームの物語で、2024年7月26日に米国公開予定。マーベル・スタジオの発表によると、登場するのは『ブラック・ウィドウ』(2021)よりエレーナ・ベロワ(演:フローレンス・ピュー)、レッド・ガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ(演:デヴィッド・ハーバー)、タスクマスター(演:オルガ・キュリレンコ)、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021)よりUSエージェント/ジョン・ウォーカー(演:ワイアット・ラッセル)、『アントマン&ワスプ』(2018)よりゴースト/エイヴァ・スター(演:ハナ・ジョン=カーメン)。

そのほか、おなじみのウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ(演:セバスチャン・スタン)、そして近作で暗躍するヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ(演:ジュリア・ルイス=ドレイファス)も登場する。D23 Expoの会場からは、チームメンバーが一堂に揃ったコンセプトアートも到着している。

監督は『ペーパータウン』(2015)やカニエ・ウエストらのMVで知られるジェイク・シュライアー。脚本は『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)『ブラック・ウィドウ』(2021)のエリック・ピアソンが執筆し、2023年の撮影を目指して準備が進められているという。

映画『サンダーボルツ(原題)』は2024年7月26日に米国公開予定。

『キャプテン・アメリカ:ニュー・ワールド・オーダー』新キャスト発表 ─ 『インクレディブル・ハルク』から16年ぶりの再登場も

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『キャプテン・アメリカ』シリーズ第4作『キャプテン・アメリカ:ニュー・ワールド・オーダー(原題:Captain America: New World Order)』の新キャストが、ディズニーの大型イベント「D23 Expo 2022」にて発表された。

本作は『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021)の流れを汲み、“キャプテン・アメリカ”を継承したサム・ウィルソン(演:アンソニー・マッキー)の新たな物語を描く一作。発表によると、『インクレディブル・ハルク』(2008)からティム・ブレイク・ネルソン演じるサミュエル・スターンズが16年ぶりに再登場。ヴィランの“ザ・リーダー”としてMCUに復帰する。

コミックのザ・リーダー/サミュエル・スターンズは、放射線を浴びたことによって超人的な知性を手に入れるも、ハルクと同じく肉体の色が緑色に変化し、頭部が膨張してしまったヴィラン。『インクレディブル・ハルク』ではハルク/ブルース・バナーを助けようとしたが、最後にはブルースの血液に触れたことで、頭部が少し腫れ上がった状態となっていた。長年の沈黙を経て、再びあのキャラクターが帰ってくる。

また「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」からは、朝鮮戦争に出兵した元超人兵士のイザイア・ブラッドレー(演:カール・ランブリー)、サムの友人である軍人ホアキン・トレス(演:ダニー・ラミレス)が再登場。さらに本作で初参加となるのは、Netflixドラマ「アンオーソドックス」(2020)のシラ・ハース。コミックではイスラエル人の超人エージェントという設定のサブラ役を演じる。

監督は『クローバーフィールド・パラドックス』(2018)『ルース・エドガー』(2019)のジュリアス・オナー。脚本は「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」脚本・製作総指揮のマルコム・スペルマンと、同作のスタッフ・ライターを務めたダラン・マッソンが執筆する。なお、物語は謎のベールに包まれたままだ。

映画『キャプテン・アメリカ:ニュー・ワールド・オーダー(原題:Captain America: New World Order)』は2024年5月3日に米国公開予定。

MCUドラマ「アーマー・ウォーズ」製作再発表 ─ ウォーマシン役ドン・チードルが再演

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マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ「アーマー・ウォーズ(原題:Armor Wars)」の製作が再発表され、ウォーマシン/ジェームズ・“ローディ”・ローズ役をドン・チードルが再演することが改めて確定した。2022年9月10日(米国時間)、ディズニーの大型イベント「D23 Expo 2022」にて発表された。

既報によると、本作はウォーマシン/ジェームズ・“ローディ”・ローズを主人公として、トニー・スターク亡き世界を舞台に、「アイアンマン/トニー・スタークにとって最大の恐怖だった、“もしも技術が悪の手に渡ってしまったら?”が現実化する」という物語になる模様。2020年12月に企画が発表されていたが、脚本を「GIRLS/ガールズ」のヤシル・レスターが執筆する以外の情報はほぼ明かされていなかった。

2022年夏、サンディエゴ・コミコンで「マルチバース・サーガ」のラインナップが発表された際、「アーマー・ウォーズ」のタイトルがなく、「もしや企画頓挫か」とファンの間で話題を呼んだことも記憶に新しい。もっとも今回、D23 Expoにて無事に企画が再アナウンスされる運びとなった。撮影は2022年秋に始まるという情報もあったが、現時点で配信時期は告知されておらず、本作がMCUのフェイズ5・6のどちらに入るかは不明瞭。ちなみに今回発表されたタイトルロゴは、前回の告知時とはデザインを変更したものとなっている。

ドン・チードルがローディ役を本格的に演じたのは、現時点では『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)が最後。ただし「アーマー・ウォーズ」に先駆けては、ニック・フューリーが主人公となる「シークレット・インベージョン(原題)」に登場することもわかっている。同作でのカムバックを経て、「アーマー・ウォーズ」ではどんな葛藤に臨むのか。

ドラマ「アーマー・ウォーズ(原題:Armor Wars)」はディズニープラスにて独占配信予定。

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