『ワンパンマン』ハリウッド実写版監督が発表

『ワイルド・スピード』『スター・トレック』などのジャスティン・リン監督が就任

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日本発の大人気漫画の実写版『ワンパンマン』に、『ワイルド・スピード』シリーズや『スター・トレック BEYOND』(2016)などのジャスティン・リン監督が就任したことがわかった。米Deadlineが独占で報じている。

『ワンパンマン』は、原作・ONE、作画・村田雄介による漫画で、「となりのヤングジャンプ」にて現在連載中。頭髪全てを失うほどにまで鍛え上げすぎた結果、“ワンパン”でどんな敵でも倒せるようになった最強の男、サイタマを描く物語だ。そんな前代未聞のヒーローが、退屈な日々の中で強敵を求めていく。漫画は日本のみならず、アメリカをはじめ世界各国で高い人気と評価を誇っており、アニメ版も製作されている。

このたび監督として起用されたジャンスティン・リンは、『ワイルド・スピード』シリーズでは、『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2006)をはじめ、『ワイルド・スピード MAX』(2009)、『ワイルド・スピード MEGA MAX』(2011)、『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013)、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(2021)でメガホンをとり、シリーズファンから高い評価を受けた。シリーズ第10作『FAST X(原題)』の監督としても就任していたが、撮影開始1週間足らずで突如と降板。その理由は、「創作上の違い」によるものと報じられている。メガアクションシリーズで培った技術が、いかにして『ワンパンマン』のハリウッド実写版で活かされるのかに注目したい。

ソニー・ピクチャーズが進行している実写映画版の脚本を執筆するのは、既報の通り、『ヴェノム』(2018)や『ジュマンジ:ウェルカム・トゥ・ジャングル』(2017)『ジュマンジ:ネクスト・レベル』(2019)のスコット・ローゼンバーグ&ジェフ・ピンクナー。プロデューサーには、『スパイダーマン』シリーズなどのアヴィ・アラッドのほか、ジャンスティン・リンも参加している。リンはローゼンバーグとピンクナーと共に、脚本のリライトもするとのこと。

シリーズ化も視野に入れているという実写版の撮影は、2022年末までに開始される見込みだ。

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